経緯

第1回(2006年5月20日~21日)開催地:山梨県北杜市 
主催:私塾・清里銀河塾 
記録名称:第一回「ひびきあう心」報告書
第2回(2006年10月28日~29日)開催地:山梨県北杜市 
主催:私塾・清里銀河塾 
記録名称:第二回「ひびきあう心」報告書
第3回(2007年6月2日~3日)開催地:山梨県北杜市 
主催:私塾・清里銀河塾 共催:浅川兄弟を偲ぶ会 
記録名称:第三回「ひびきあう心」報告書
第4回(2008年4月4日~8日)開催地:韓国移動塾(霊岩・光州・麗水・ソウル) 
主催:私塾・清里銀河塾 
記録名称:第四回「ひびきあう心」報告書
第5回(2008年6月7日~8日)開催地:山梨県北杜市 
主催:私塾・清里銀河塾 
共催:浅川兄弟を偲ぶ会 
記録名称:第五回「ひびきあう心」報告書
第6回(2009年8月20日~22日)開催地:山梨県北杜市 
主催:早稲田大学アジア研究機構 
共催:私塾・清里銀河塾 
記録名称:「日韓の新たな地平-浅川巧に学ぶ」活動報告書
第7回(2010年8月19日~21日)開催地:山梨県北杜市 
主催:早稲田大学アジア研究機構・高麗大学日本研究センター 
共催:私塾・清里銀河塾 
記録名称:「『韓国併合100年』過去を踏まえて未来へ」活動報告書
第8回(2011年8月5日~8日)開催地:広島県・滋賀県 
主催:早稲田大学アジア研究機構・高麗大学日本研究センター 
共催:私塾・清里銀河塾 
記録名称:平和・共生へ「核」を考える・活動報告書
第9回(2012年7月7日)開催地:山梨県北杜市 
主催:北杜市教育委員会 
共催:私塾・清里銀河塾 
記録名称:浅川巧シンポジウム報告書
第10回(2013年6月8日~10日)開催地:山梨県北杜市 
主催:私塾・清里銀河塾 
共催:浅川兄弟資料館 
記録名称:第10回海峡をこえる心 浅川巧 報告書
2014年5月13日清里銀河塾「ひびきあう心浅川巧」講演開催・ソウル市立美術館セミナー室
第11回(2014年5月31日~6月2日)開催地:山梨県北杜市 
主催:私塾・清里銀河塾 
共催:秀林文化財団 
記録名称:第11回海峡をこえる心 浅川巧 報告書
2015年5月17日清里銀河塾ソウル版開校・国立山林科学院にて
第12回(2015年6月6日~8日)開催地:山梨県北杜市 
主催:私塾・清里銀河塾 
共催:秀林文化財団 
記録名称:第12回海峡をこえる心 浅川巧 報告書
2015年10月17日2015清里銀河塾世界市民学校・国立山林科学院にて
第13回(2016年6月25日~27日)開催地:山梨県北杜市
主催:私塾・清里銀河塾 
共催:秀林文化財団 
記録名称:第13回海峡をこえる心 浅川巧 報告書
第14回(2017年6月3日~6月5日)開催地:山梨県北杜市 
主催:私塾・清里銀河塾 
共催:秀林文化財団 
記録名称:第14回海峡をこえる心 浅川巧 報告書
第15回(2018年6月2日~6月4日)開催地:山梨県北杜市 
主催:私塾・清里銀河塾
共催:秀林文化財団 
記録名称:第15回海峡をこえる心 浅川巧 報告
第16回 2019年6月23日開催地:高麗神社及び聖天院 
主催:私塾・清里銀河塾
在日の歴史を学ぶ・平和大使在日同胞フォーラム代表鄭時東以下22名
第17回 2019年9月7日開催地:成約ビル 
主催:私塾・清里銀河塾
第13回平和統一聯合東京連合会セミナー「文化から学ぶ日韓友好」
第18回 2019年11月3日開催地:川口市メディアセブン 
主催:改めて考えてみよう会
第19回 2022年11月4日開催地:水道橋・YMCA
主催:一般社団法人KJプロジェクト
日韓記者・市民セミナー講演「浅川伯教・巧兄弟への敬愛と感謝」
第20回 2023年6月5日学芸大学外国語・外国文化研究講座
公開講演・多文化共生とダイバーシティー「在日韓国朝鮮人と多様性」について

色紙

テーマ「ひびきあう心」掲げ開講する

第1回 清里銀河塾・2006年5月20~21日

「ひびきあう心」を掲げて開講した私塾「清里銀河塾」(河正雄塾長)。 長野県との県境、八ケ岳山麓の山梨県・ 清里で行われた1泊2日の初講座には約50人が参加した。 テーマは「浅川兄弟とポール・ラッシュの精神」。 植民地下の朝鮮に渡り、朝鮮人の敬愛を受けた浅川伯教・巧兄弟と、戦前・戦後の日米間の激動期を変わらぬ友愛と青少年交流に一身を捧げたポール・ラッシュの足跡をたどり、その精神を学んだ。 兄の伯教(のりたか、1884-1964年)は朝鮮陶磁史研究 に生涯を捧げ、弟・巧(たくみ、1891-1931年)は朝鮮の山と民芸とその地の人々を愛した。 ともに、朝鮮工芸の美 を発見し、世界に伝えた功績の大きさに参加者も真剣になった。 北杜市高根町に4年前に建設された「浅川伯教・巧兄弟 資料館」にその足跡が展示されていたが、高崎宗司・津田塾大教授は、「朝鮮語を覚え、朝鮮人の庶民と親しく接し、朝鮮の地で骨を埋めた浅川巧の人間性に学ぶべきものが多い」と語った。 共同墓地を案内してくれた地元の「偲ぶ会」創設者、清水九規さんが、「親族もいず、墓守がいないのは残念だ」とつぶやいたのが印象に残った。 ポール・ラッシュ(1897-1979年)は指導者訓練のキャ ンプ「清泉寮」(現在はホテル)を拠点にモデル農村センターを建設、戦後日本の農村復興のモデルになった。 彼の弟子を自認する船木上次さんが、「最善を尽くせ、だが一流をめざせ」と、清里を開拓し人々に希望を与えたポール・ラッシュの教えにこたえるべく活動していると語った。 抜群の話術が笑いを誘った。 河さんは「浅川巧もポール・ラッシュも異国にいて心は 平穏ではなかったはず。孤独であったはずだ。にもかかわらず、その国の人を愛し、これだけの奉仕活動をした。その先達の生き方に学び、心をひびきあわせよう」と語った。 今回の講座には年配の人が多かったが、今後若者の受講生を増やして、ひびきあう心を広げていく計画だ。 10月に秋の講座が予定されている。

第1回私塾・清里銀河塾(2006年5月20-21日)ひびきあう心
第1回銀河塾(2006.5.20-21)厳兄作

第3回 清里銀河塾・2007年6月2~3日

【山梨】植民地下の韓国で様々な美術・木工芸品を見出し、その美しさを世界各地に伝えた浅川 伯教(ノリタ力)・巧(タクミ)兄弟を偲ぶ会(同会主催)の07年度総会が3日、兄弟の出身地の北杜市高根町で行われた。この日の総会を記念、世界的に著名なバイオリン制作者の陳昌鉱氏が「バイオリン作りの世界」と題して講演し、「ひびきあう心」をテーマにバイオリニストの丁讃宇さんによる演奏会が行われた。この日の演奏に使われた楽器は陳氏が制作したもの。会場の高根ふれあい交流ホールは400人で埋まった。民団山梨県本部からは鄭郁団長をはじめとする10人が参加した。

第3回清里銀河塾
第3回銀河塾(2007.6.2-3)インテルビジョン・ジャパン制作
清里銀河塾第3回総集編
第1回~3回総集編 インテルビジョン・ジャパン制作

第4回 清里銀河塾・2008年4月4~8日

第5回 清里銀河塾・2008年6月7~8日

第6回 清里銀河塾・2009年8月20~22日

韓日文化交流の促進を願って毎年、山梨県北杜市高根町で開かれている私塾・清里銀河塾の「第6回清里銀河塾ー日韓みらい誠信学生交流2009」が、8月20日から22日まで、同市の財団法人キープ協会「清泉寮」で開かれる。 今回はこれまでの交流を発展させて、韓国・高麗大学校と早稲田大学アジア研究機構の共催、清里銀河塾協力となり、高麗大学校、朝鮮大学校、早稲田大学を中心とする韓日の学生に、同塾塾生、北杜市民を加えて行われる。 テーマは「日韓の新たな地平―浅川巧に学ぶ」で、韓日の学者、浅川巧を描いた小説「白磁の人」の著者、江宮隆之さんの講演、浅川兄弟生家訪問、記念植樹など、幅広い内容が盛り込まれている。在日2世の河正雄・銀河塾塾長は、「塾を 始めた当初から、韓日学生の交流を行いたいと思っていた。韓日相互理解の促進には若者の交流が欠かせない・今後、大学交流をさらに発展させたい」と話す。

日韓未来構築フォーラム
誠心学生交流2009

第10回 清里銀河塾(2013年6月8日~10日)

領土問題をめぐり日本と中国、韓国の関係が冷え込む中、3カ国の学生らによる意見交換会が9日、北杜市内で開かれる。日本統治下の朝鮮半島で、緑化活動などに取り組んだ浅川巧(北杜市出身)の生き方を学ぶ講座の一環。主催者は「相互理解を深める機会になればいい」としている。


「国籍を超え、文化を守った浅川巧の精神を共に学ぼう」と毎年六月、山梨県北杜市で、私塾「清里銀河塾」を開いている。三日間の日程に毎回全国から五十人以上が集まる。今年参加した韓国、中国人留学生の旅費と宿泊費を負担し、無料で招待した。 1891年、現・北杜市 に生まれた浅川は、日本統治時代の朝鮮で美術や工芸品の研究を行い、韓国の人々から尊敬されている。その人生は日本と韓国の中学教科書に取り上げられているほか、本や映画にもなった。

KOREA TODAY記事

第11回 清里銀河塾(2014年5月13日~6月12日)

韓日の草の根交流が、活発に行われている。山梨では韓日中の学生・市民が参加する 「第11回清里銀河塾」が、このほど開催された。小津龍一・同塾長代行に文章を寄せてもらった。東京では今月18日から国際交流ミュージカル『パパの誕生日』が上演される。

第12回 清里銀河塾(2015年6月6日~8日)

第13回 清里銀河塾(2016年6月25日~27日)

シンポジウム(2011年9月5日)

講座風景スナップ

韓・日・在日「ひびきあう心」