美術品コレクターでメセナ(文化擁護)活動家として知られる仙北市田沢湖町育ちの在日韓国人2世の河正雄さん(72)が17日、文化芸術の振興に功労があったとして韓国政府から宝冠文化勲章を受章した。河さんは大阪府東大阪市生ま れ。生後間もなく両親と旧生保内村に移り住み、生保内小、生保内中、秋田工高を卒業。川口市で電気器具店を開き、その後は不動産賃貸業を営んでいる。40年ほど前から美術品の収集と研究を始め、在日韓国・朝鮮人美術家の支援を続けている。仙北市角館町の平福記念美術館と韓国・光州市立美術館に美術品多数を寄贈したのをはじめ、これまでに韓国国立古宮博物館など日韓10カ所の施設に1万点を超える美術品を寄贈した。「一個人のメセナ活動としては世界的にも例がない」とされる。同市立美術館の名誉館長で、光州、ソウル、釜山各市の名誉市民。 先月初めには、両親の故郷で、自身も幼児期の一時期を過ごした韓国南西部の霊岩郡に、寄贈の約2700点を収蔵・展示す る郡立「河美術館」がオープンした。在日韓国人の名を冠した公立美術館は韓国で初。韓国の勲章は建国、産業、体育などの分野に分かれ、それぞれに段階がある。駐日韓国大使館・韓国文化院によると、宝冠文化勲章の受章は在日韓国人では初めて。日本人では過去に、民芸運動を起こした思想家、美学者で韓国の芸術振興に尽力した柳宗悦が受章している。


国家ブランド振興院「2018国家ブランド大賞」受賞(2018.9.5)

「2020今年の芸術後援人大賞」個人寄付部門受賞(2020.12.21)

올해의 예술후원인 대상 하정웅 선생님 20201222