インドの詩人・哲学者タゴールは韓国を旅して、その美しさを「東洋の真珠」であると称えた。分けても全羅南道は魅力的な「南道文化」と優れた自然環境を共有している。2000余の島々が黄海と南海のリアス式海岸線に接し、星のように点在している「島の天国」である。 全羅南道は最も韓国的な色合いを残し、深みある人情と情緒ある地域だ。その韓半島南端に位置する港町の麗水は、天から選ばれた珠玉の都市である。タゴールが麗水を訪ねたかは定かではないが、麗水は「東洋の真珠」と呼ぶにふさわしい都市である。 去る5月11日(会期8月12日まで)李明博大統領の開幕宣言を以って、いよいよ待ちに待った「2012年麗水世界博」が開催された。テーマは「生きている海、呼吸する沿岸」である。海と人間の共存、新しい未来を切り拓こうという意欲的なビジョンである。 出だしの動員は目標を大きく下回ったが、日を追い目標に達する人出になって盛り上がっている。88ソウルオリンピックの「漢江の奇跡」の様に、「麗水の奇跡」が起こる。新たな海洋時代を切り拓く「海洋博」。成せばなる韓国の底力を、世界に示すであろう。世界博は人間の暮らしを変革し、より豊かにする精神を、具現する人類の祝祭。風光明婿なる観光海岸都市でのイベント、文化万博が楽しみだ。