どうして神埼市に王仁博士顕彰公園?

神埼市神埼町竹原地区にある「鰐神社」には、「王仁(わに)天満宮」という石祠が祀られています。この石祠は、5世紀初めごろ、応神天皇に招かれて、百済から多くの技術者をつれて渡来し、日本に初めて漢字の手本である「千字文(せんじもん)」と儒教の原典である「論語」を伝えた、王仁博士を祀ったもので、歴史浪漫が感じられる石祠です。

神埼市では、この王仁天満宮の石祠を、『古事記』や『日本書紀』にも登場する日本に最初に漢字を伝えたとされる王仁博士の歴史遺産として捉え、韓国との文化的な交流活動などを行うとともに、新たな観光拠点として地域の活性化を図っています。また隣接する吉野ケ里遺跡歴史公園との連携により、古代より繋がる日本と韓国の歴史浪漫を感じられる新たな観光施設として王仁博士顕彰公園を整備しました。

(神埼市、王仁博士顕彰公園リーフレットより引用)

王仁博士顕彰公園資料動画(2018年)
※2020年10月22日、神埼市長より承認済み動画です。